こんにちは!とんちゃん。です♡
今回は、ニキビについてのお話です。
ニキビ。
肌悩みの最大にして、最多の悩み。
中学・高校の時から20,30,40代まで悩み続けるであろう、長年のお付き合いをしていくニキビ。
「あ〜も〜またニキビできた〜最悪〜。」と言って、なんとかニキビを治そうと美容皮膚科に行ったり、スキンケアを変えてみたり、メイクを変えてみたり、なんて行動を取る方も多いことでしょう。
それが不正解とは言いません。
しかし!
根本的解決には全くなっていません!
メイクを変える前に、スキンケアを変える前に、皮膚科に行く前に!
まずはやるべきことをやってみましょう!
目次
ニキビの種類・ニキビが出来るまで
まずはじめに、ニキビには種類があります。
そのニキビの種類とニキビが出来るまでについてを、カンタンに解説していきます。
思春期ニキビ
思春期ニキビとは主に10代にできるニキビのことで、原因はホルモンバランスによるものです。
二次性徴が著しい思春期にはホルモンバランスが乱れていて、その影響で皮脂分泌量も過多になります。
なので、主にTゾーンに多く発生することが多いです。
大人ニキビ
それとは別に大人ニキビ。
これは顔の下半分(頬、鼻、あご、フェイスライン)にできることが多く、乾燥肌にも多いです。
ストレスや不規則な生活、食生活の乱れなどが原因で発生することが多いです。
ニキビが出来るまで
ニキビが出来るときは、ちょっとした肌トラブルが引き金になります。
肌の上の汚れを放置したり、ターンオーバーの乱れによって古くなった角質が残って固まってしまうなどの角化異常を起こして、毛穴が塞がれてしまいます。
そこに皮脂が過剰に分泌されると、塞がった毛穴の中に皮脂が溜まっていきます。
これが白ニキビです。
皮脂が酸化してしまうと、黒ニキビとなります。
そして、酸素を嫌うアクネ菌は塞がった毛穴の中で増殖を始めます。
増殖したアクネ菌によって毛穴の中で炎症が起こり始め、毛穴まわりが赤くなってきます。
これが赤ニキビです。
そのうちに白血球が集まりだしてアクネ菌と戦い始め、膿が出来るようになると黄色ニキビとなっていきます。
こんな風にしてニキビは変遷していきます。
・白ニキビ:毛穴の中に皮脂が溜まった状態
・黒ニキビ:溜まった皮脂が酸化した状態
・赤ニキビ:増殖したアクネ菌のせいで炎症が起こった状態
・黄色ニキビ:アクネ菌と白血球が戦い、膿が出来た状態
ニキビは悪者では、ない
ここまでのニキビの説明を聞いていて、「ニキビって、なんて悪者なんだ!」「ニキビのバカヤロー!!」と叫びたくなりますか?
・・・ニキビって本当に悪い奴に聞こえますか?
よくよく読んでみてください。
(肌の上の汚れを放置したり、ターンオーバーの乱れによって古くなった角質が残って固まってしまったり角化異常を起こして、、、)
↑
ニキビのスタートは、ここです。
この過程なしにはニキビはスタートしません。
さぁ、ターンオーバーの乱れってなぜ起こると思いますか?
生活習慣の乱れ、体調の乱れ、ストレス、ホルモンバランス、腸内環境の悪化
これらが原因としてあげられます。
・・・ということは?
ニキビは体調のバロメーター
そう、ニキビは体調のバロメーター。
ニキビが出来たということは、「体のどこかに不調がある」「生活が乱れている」「ストレスが溜まっている」「便秘」「食生活が乱れている」ということ。
自身の今の生活状態や体調に、どこかおかしい部分があるということを教えてくれているサインなんです。
・体に不調がある
・生活が乱れている
・ストレスが溜まっている
・便秘
・食生活が乱れている
そのサインを見逃して「ニキビだ!皮膚科に行かなきゃ!!」というのは、実は見当違い。
やるべきことは、皮膚科に行くことではありません。
ニキビが教えてくれる不調5選
そう、ニキビが出来たらまずやるべきことは、自分自身のライフスタイルの変化を知ることです。
ここ最近の生活の中で、どんな変化があったのかを思い起こすことから始めましょう。
では実際に、ニキビが出来るときには、どんな不調をきたしているのか。
これだ!という5つの不調が、コチラです!
1.胃腸の調子が悪い
便秘や胃の調子が悪いと、如実にニキビが発生してきます。
脂っこいものやお菓子やジャンクフードを食べ過ぎてしまうことで、皮脂分泌が活発になり、さらには皮脂が酸化しやすいような環境を作ってしまいます。
また、便秘が長引くと腸内環境が悪くなり、その影響が確実に肌に現れてきます。
2.溜まったストレス
ストレスがたまると免疫力も下がるので、肌のバリア機能も下がります。
これにより、皮脂が過剰になったりアクネ菌を増殖させたりと、ニキビを作る要因になります。
またストレスから肌を守ろうと働くと、ターンオーバーが乱れ始め、ニキビが出来る最初の土台を作ってしまいます。
3.ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスが崩れている時には肌バランスが不安定です。これにより皮脂過多になることは往々にしてあります。
よって生理前や排卵の時期にニキビが多発することもしばしば。
二次性徴の思春期に出来るニキビもこれに相当します。
4.整髪料
肌に刺激が加わることで、肌は固くなろうとして角質も固くなり、毛穴を塞いでしまいます。
顔の周りには何がありますか?そう、髪の毛です。
お風呂でのシャンプーやコンディショナーの洗い残しや整髪料の刺激に、肌は反応します。
特に、ワックスデビューをするであろう高校生あたりでおでこやフェイスラインにニキビが多発するケースが多いです。
5.化粧品
近年トレンドのオイル美容を、間違った使い方をするとニキビが出来やすくなります。
(かく言う私も、油脂デビューしたらニキビ大爆発しました。笑)
基礎化粧品を使う季節、使うタイミング、使う量、使い方などを、その時の肌コンディション・季節に合わせて使っていくことが望ましいです。
補足:顔以外にできるニキビ
顔以外の背中などに出来るニキビは、皮脂過多と汚れによって毛穴が炎症してしまうことが主な原因です。
清潔にする
汗をたくさんかくのであれば日中でも着替えをする
ストレスのない肌着(綿100%)を使用する
締め付け感のない衣服を選ぶ
これらで解決していくことが多いです。
古い角質の蓄積やターンオーバーの乱れによる角質の残留は顔でも起こります。
定期的な角質ケアもオススメです!
まとめ
ニキビは決して悪者ではありません。
ニキビを作ってしまった、私たちの生活や日々の過ごし方に悪いところがあります。
(思春期ニキビは、成長の過程上、仕方がない部分もあるのであまり自分を責めないでくださいね。)
それに気づかせてくれるのが、ニキビ。
今日からニキビが出来たら、まず最初に
「私、最近生活変わったかな?ストレス溜まってるかな?便秘してる?メイクちゃんと落としてる?」
といった、日々のルーティーンで変わった部分がないかどうかを検証してみてくださいね♪
最後に、大前提ですが、ニキビは触っちゃダメですよ♪
ご参考までに♡